2009-07

youtubeのおかげです。

 最近、youtubeで昔のCMを見るのにはまりきってしまった。「懐かしの関東ローカルCM集」なんてのを見つけてしまい、そんなのを見始めると「うわー」「あったあったー」とか言いながら、大興奮のうちに1時間ぐらいすぐに過ぎてしまう。それだけ見続けても、決して飽きることはなく、目とか肩とか、体力的に厳しくなってきて、見るのをやめるというありさまである。
 夕方4時台の再放送枠で流れていた新栄電機とか、同じく磯村建設とか、王さんのナボナとか、オノデン坊やとかいろいろ。懐かしくて、かなり泣ける。

 平成初期のものでは、PSY・S(サイズ)の曲をバックに東京の夜景、白人女性。ナレーション「今、ポケベルが新しい」という、東京テレメッセージのCM。映ってる端末は数字だけしか出ないやつだった。なんか、当時の「かっこいいイメージ」が凝縮されたような作品だった。


 そうこうして関連動画を渡り歩くうちに、「欽ちゃんのどこまでやるの!」を見つけた。「欽ちゃん」こと萩本欽一。今では、野球チームの親方で、監督ならぬ「欽督」と呼ばれているとか…、「それって面白いの??」という感じの人になってしまったが、当時は、TBS、フジ、朝日系列で毎週のレギュラー番組を持つ、押しも押されもせぬ大人気コメディアンだった。そのうち朝日系で放送されていたのが、「欽ちゃんのどこまでやるの!」、略称「欽どこ」である。

 茶の間風のセットに欽ちゃんと真屋順子が夫婦役で座ってて、そこへ毎回ゲストがやってきて、番組の前半は座ってトークをする。その茶の間にはテレビが置かれており、画面には、常に「欽どこ」という文字が映っている。子どもの頃、なんでずっと「欽どこ」って出てるのか。なんで何もやってないのにスイッチが入ってるのか。と、このテレビのことが不思議でならなかった。

 しかし、最初から最後まで何も流れないわけではなく、ゲストコーナーが終わり、欽ちゃんがなんとなくゆっくりしていると、突如画面が切り替わり、斎藤清六の「村の時間」が流れる。番組内での用途としてはそれぐらいだが、NECがスポンサーだったので、NEC製の高級な家具調テレビを置いて、商品PRの意味もあったのかも知れない。

20090705kindokoTV.jpg
このテレビがそれ。この回のゲストは松田聖子。


 さて、唐突だが、この「欽どこテレビ」を、自宅のパソコンで再現してみたくなった。壁紙にするのである。色ムラのない「欽どこ」ロゴの画像データがあれば加工しやすいと思い、探してみたはみたが、30年近く前の番組のロゴのデータなどあるはずもなく、自分で描くことにした。

 いろいろ考えて、以下のような手順でやってみた。


youtubeに上がっている「欽どこ」の映像から、できるだけテレビが大きく映っている箇所を探し、printscreen→ペースト」でペイントに貼り付ける。photoshopやIllustratorみたいな画像処理ソフトなんてのは持ってない。
         ↓
貼り付けたものを適当な大きさまで拡大し、ずいぶんぼんやりしてしまった輪郭をちまちま描いてゆく。この作業に3時間以上かかった。画面表示400%にして作業しているため、時々100%に戻して、徐々にできてくる全体像を見ると、かなり嬉しい。
         ↓
文字の部分を白く、地の部分を「欽どこテレビ」に近い朱赤色に調整して保存。「背景に設定(中央に表示)」して、ディスプレイ全体の色も「欽どこテレビ」の朱赤と同じ色にする。


 そんな4時間以上の作業の末にこんなものができあがった。あまりにバカらしくて、「苦労して作った甲斐があった」と思った。

20090705kindoko.jpg
PCは奇しくもNEC製である。

 でも、実際の「欽どこテレビ」と比べると、文字が小さかった。それに、画面の縦横比が異なるせいもあって、ちょっと印象が違う。
 今回、これを作るに当たり、画面上のアイコンを整理してこれだけの数にしたが、文字が大きいと、今後アイコンが増えてきた時に(増えない努力をしろと言われそうだが、そうはいかない)、文字が隠れ始めてしまう。だから、もしかしたら、このぐらいの大きさが適当かもしれない。


 完成した画面の写真を撮って、外出中の妻にメールで送ったら、「真剣に下らないことをする人だ」という、お褒めの言葉を頂戴した。 

ガリガリ君その後

 先日当たったガリガリ君の当たり棒を、ローソンの前にあるポストに郵便を出しに行くついでに、やっと交換してきた。

 その店にあるガリガリ君は2種類で、1つは先日当たったソーダ味、もう1つはマスカットオブアレキサンドリア味である。だから、今回はマスカットにした。コーラ味がほしかったのだが、なかった。
 レジに出す前に、「これってやっぱりレジ打つんですか?」と聞いてみた。すると「いえ、別に何もしません」というので、そのままもらってきた。もしレジを打つようなら、レシートには何と表記されるのか。こんな風に印字されるのか。

 ガリガリクン アタリ  ¥−62

…それが知りたかったのだが、何もしないとのことで、ちょっとつまらん。


 しかし、かつてコンビニでバイトした経験(大学生の頃)から察すると、交換した品物をスキャンして、在庫をマイナス1しておかないと、在庫数がおかしくなるはずである。
 当たり棒は店側にあるわけだから、後から手作業で消しこみ作業をするとしても、交換可能商品はソーダとマスカットの2種類がある。だから、どちらと交換したというのをちゃんとしておかないと、あとで在庫数がずれるんじゃないか。

 どう処理するのか、さすがにそこまでは聞くわけにいかなかったが、当たりがそんなに頻繁に出るわけじゃないから、在庫数のずれた方を修正するだけなのかもしれないね。


 大人なので、ガリガリ君1本を「当たりましたー!」と取り換えてもらうのも気がひけて、ほかの商品も一緒に購入。なにぶん大人なので、こんなラインナップであった。

20090701garigari.jpg
ガリガリ君、辛口スティックサラミ、スパークリングジンロ

 缶から飲み物を飲むと、人は、別に見なくてもいい原材料とかの表記を眺めてみたりするもので、原材料を見てみたら、

20090701jinro_janai.jpg
アルコール分の正体はウォッカ

 ジンロだべ、と信じて飲んでいたらジンロじゃなくてウォッカとは。まあ、ジンロもウォッカもほぼ純粋に近いアルコールで、味の成分なんてない(韓国のジンロは甘い味をつけている)に等しいから、どっちでもいいっちゃいいんだけどね。


 さて、交換してきたガリガリ君は、今回は当たらなかった。当たれば2%×2%で0.04%、2500倍の確率。100円だけ買った馬券が250,000円になるのと同レベル。そりゃ当たるわけない。それに、こんなところで2500倍の運を使ってる場合ではない。


博多みやげ

 我が家に博多みやげがやってきた。九州へ行ってきた知り合いもいないし、ましてや自分が行ってきたわけでもない。近所のダイエーでひっそりと「九州・沖縄フェア」をやっていた。以前の地サイダーもそうだったが、実に人知れず密かに「フェアもの」をやる店である。

 買って来たのは、博多銘菓「博多ぶらぶら」。左衛門というお菓子屋さんが製造しているもので、ぎゅうひを、ほどよい甘さのこしあんで包んである。

20090629burabura.jpg  20090629burabura_nakami.jpg 
包装。顔の人は、何か民芸的な
アレなのでしょうか。お祭りとか。
中身はこんな。美味しそうじゃないですか。


 この「博多ぶらぶら」のCMは、福岡県民なら知らない人のない有名ローカルCMだそうで、福岡現地で見たことはないのだが、youtubeで見て知っていた。youtubeってすごいね。それがこんなやつ。↓


完全白バックというのがたまりませんな。


 で、現物を今日初めて見て、「あ!博多ぶらぶらだ」と感激して即買いしてしまった。それともう一つ、購入意欲を掻き立てる要素があったのだが、それについては以下の写真参照のこと。

20090629burabura_otsutome.jpg
なんだか可哀想なことになってる銘菓。

 賞味期限間近(29日。つまり今日!)の在庫処分により、525円のところ150円。まあ、生菓子なので、それも已むなし。売れ残りの原因には、埼玉における知名度の低さもあるかもしれず、ちょっと残念だ。マルセイバターサンドだったら、値引き処分はなかっただろうに。そんなわけで、だれも九州に行っていないけど、博多みやげ、夫婦でおいしくいただきましたとさ。


 さて、全然関係ないが、うちのハムスター「さつきさん」にブロッコリーの葉をやってみたら、大興奮で食べていた。食べるというより、大急ぎで左右のほお袋に入れていた。横取りなんかしないってば。そのうち顔が四角くなって、こんなふうになった。

20090629satsuki_max.jpg

 四角い顔に尖った鼻先。東北・上越新幹線のMAXを思い出した。なんとなく。

通院をやめた話

 5月の初めごろから、精神科というところに通っていた。そのころ、なんだかやたらと気分が塞いで、ため息ばかり出た。そしてなんだかドキドキして息苦しく感じられることがしばしばあった。ちょっとネットで調べてみたりして、「こりゃあ具合悪いんじゃなかろうか」という気になって通い始めた。

 症状をいろいろ先生に話した結果、「軽い鬱症状ですね」という診断が下されて、セロトニン再取り込み阻害薬というタイプの薬を処方された。精神疾患なんてそれまでよく知らなかったが、セロトニンという神経伝達物質の伝達量が少なくなり、それによって、鬱症状が現れるのだという。

 処方された薬は、少しの量から始めて徐々に適量まで増やしていくという使い方をする薬で、初めは1日1錠。2週間後の2回目の診察から2錠になった。ため息やドキドキは治まり、確かに気分は軽くなった。

 6月に入り、床についてもなかなか眠れず、眠りが浅いような日が続くようになった。4回目の診察で、「最近寝付きが悪くなりました」と言ったら、「症状が悪化してますねえ」ということで(不眠や睡眠時間帯の変動は鬱病の一症状でもある)、薬を3錠に増やすことになった。

 3錠を4日ほど続けてみたが、眠りが浅いのは変わらなかった。すぐに効き目の出る薬ではないと聞いてはいたが、薬なんてなるべくなら飲みたくないし、3錠は多いだろうという気がしていたので、試しに、勝手に2錠に戻し、また1週間後ぐらいに1錠に減らしてみた。でも全然変化なし。眠りが浅いのはそのままだが、ため息やドキドキが復活するわけでもなかった。結果、どうやら3錠でも2錠でも1錠でも関係ないらしいということがわかった。

 考えてみれば、セロトニンの伝達量を科学的に測定するわけでもなく(脳内のことなのでそれが測れなければ、それを推測し得る数値でも)、短時間の問診だけで処方量が増減する。向精神薬をそんな簡単に出してもらえるというのは正しいことなのだろうか?と疑問を持ち始めた。人によっては、たくさんの薬を飲むことで薬に依存するようになり、薬を止めようとしても止められない。止めたら禁断症状が出て、また精神科に通わなければならなくなる。そういう循環が想像できた。

 そして今日の診察。3錠飲むことになっているところを、「1錠にしました」というとさすがに怒られそうだったので、「2錠でも全然変化ないんですよ。だからもう大丈夫なんじゃないですかね」と言ってみた。そうしたら、先生は「では、もう止めましょう」と、診療を中止するようなことを言う。私が「でも先生、増やす時も減らす時も徐々に量を変えるんだっておっしゃったじゃないですか」と言うと、先生は「じゃあ、どうする?」と聞くので、「では、1錠にしてください」と私の方から依頼して、処方箋を出してもらった。そういう経緯にしないと、私の方から治療を放棄したことになると思ったから。でも、こんなの、医療じゃない。

 1錠でしばらく様子を見るということで4週間後の予約をとり、1錠×4週間分の処方箋をもらったが、再び行く気はないし、薬局へ行って薬を買う気もない。もし、また症状が現れたとしても、薬はまだ残っている。

 毎回、予約した時間に行くと、40分ぐらいさらに待たされるのが常で、今日は1時間以上待った(その間に、ロッテリアでハンバーガーを食ってきた)。待つのがデフォルトであるしくみが理解できなかったのだが、もしかしたら、私のような脱落者や、初診の予約をしたが来なかったというような人を考慮した上での方法なのではないだろうか。私が行かなくなることで、ほかの人の待ち時間が短くなるのであれば、それはいいことだ。

 自殺企図するほどの鬱病や、あちこちに迷惑かけたりする躁鬱病ともなれば、ちゃんと治療する必要があるだろう。それほど重症でなくても、薬のおかげで精神の安定を保てている人も、もちろんいるはずだ。でも、今回の私の場合、ネットで調べたりして「具合悪いかも」と思うようになって通い始めたわけで、もしかしたら、最初から「気の持ちよう」だったのかもしれない。

 時間と費用は少々使ったが、精神科というところに初めて通ってみて、いろいろと学ぶものはあったように思う。たぶん人生に無駄なことはない。

空耳

 最近、よく流れている、安室奈美恵が出ているヴィダルサスーンのCM。

 冒頭に「ヴィダルサスーン」という男の声が入る。これが、毎回「宮尾すすーむ」と聞こえる。ちゃんと聞こうと構えていれば正しく聞こえるのだが、気を抜いていると正しく聞こえず、「宮尾すすーむ」である。

 試しに、ネットで聞いてみたが、「ヴィダルサスーン」と聞こえた。でも、よく聞くと、最後の「ン」で口を軽く閉じているようで、そのせいで「む」に聞こえてしまうようだ。

 さて、「ヴィダルサスーン」。CMが一くさり流れた後ではなく、最も気を抜ききっている冒頭部分で言うので、必ず「宮尾すすーむ」と聞こえて(それもいい声で)、「!?」と思って画面を見るとヴィダルサスーンで、「ああ、またか」と思う。

 私はドラマとか、ヴィダルサスーンがスポンサーにつきそうなタイプの番組はあまり見ない。見るとすれば、唐突に現れるスポットCMであり、それが「宮尾すすーむ」に拍車をかける。

 でも最近は慣れてきて、「!?。ああ、ヴィダルサスーンね」と、画面を見ずとも即座に思えるようになったが、「宮尾すすーむ」と聞こえていることに変わりはない。

 

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プロフィール

きちい

Author:きちい
すみか:埼玉県。川口みたいで、浦和みたいで、越谷みたいで、岩槻みたいなあの辺。
好きなこと:ぷらっとそのへんへ出かけること。もちろん遠くへ出かけることも好き。おいしいものを作ることも好き。
なりわい:細々と韓国語の翻訳をやってます。詳しくはこちら

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