ヤマダ電機って
何日か前、テレ朝の古舘ステーション(と、私は勝手に言っているが、本当は「報道ステーション」)で、ヤマダ電機が、東京のディスカウントストア「キムラヤ」を買収するというニュースをやっていた。
古舘が、「郊外に展開するヤマダが都心部に展開するキムラヤを傘下に収めることで、都心部にも拠点を…どうのこうの」という話をした後、女性アナウンサーが言ったこと。
「そうですよねえ。これまでヤマダ電機って、あまり馴染みがなかったですよね」
おいおい、全国ネットの番組だから、そんなに都心部を中心とした「街の子」視点の感想を述べてはいけないんじゃないか?と思うと同時に、「あ。この人は私の仲間ではない」と思った。
我が家の方では、電器屋といえばバイパス沿いのヤマダかコジマかケーズデンキしかないんだから。
古舘が、「郊外に展開するヤマダが都心部に展開するキムラヤを傘下に収めることで、都心部にも拠点を…どうのこうの」という話をした後、女性アナウンサーが言ったこと。
「そうですよねえ。これまでヤマダ電機って、あまり馴染みがなかったですよね」
おいおい、全国ネットの番組だから、そんなに都心部を中心とした「街の子」視点の感想を述べてはいけないんじゃないか?と思うと同時に、「あ。この人は私の仲間ではない」と思った。
我が家の方では、電器屋といえばバイパス沿いのヤマダかコジマかケーズデンキしかないんだから。
履歴印字の旅
3月にPASMOとSuicaの相互利用が始まり、半年が経った。私が持っているSuicaでどこにでも行けるようになり、さらに、私のはクレジット機能もついているビュースイカなので、一都三県だいたいどこへ行ってもポイントが貯まる。これは思えばなかなかすごいことになっている。
使える鉄道会社は、Suicaとして使えるのが、JR東日本をはじめとして5社。PASMOとして使えるのが全部で23社。合わせて28社、とのこと。
で、SuicaとPASMOには「履歴印字」という機能があり、券売機で「履歴印字」を押すと、切符の用紙に利用履歴が印字されて確認できる。
ある時、「じゃあ、使える全社の券売機で履歴印字してみようではないか」と思い立ち、出かけたついでにあちこちで印字していたりしたら、用紙の地紋の違いとか、様式の微妙な違いがあったりして、これがなかなか面白い。残り9社印字すれば、1社を除く27社全制覇というところまで来ていたので、今日、遠くは箱根湯本まで、履歴印字の旅に出かけてきた。
なお、除く1社というのは、仙台空港鉄道。首都圏のほか、新潟と仙台もSuicaが使えるエリアで、最近できた仙台空港直通の路線で使えるようになっている。でもまあ、それはそのうち…ということにしておく。それから、ICOCAとのローミングで使えるJR西日本も、今のところ除外。
今日出かけてきて集めてきたのまで全部並べると、こんなふうになる。なかなか壮観である(クリックでちょっと拡大)。切符と同じでそのうち印字が消えてしまうので、「在りし日の姿」を後世に残すべく、すべてスキャンした。

で、1、2、3…と数えてみると、あれれ。26枚しかない。そう、1枚足りない。ないのは、小田原から出ている伊豆箱根鉄道大雄山線。
小田原駅にPASMO対応券売機もチャージ機もないので、「初めてだし、ちょっと乗ってみようか」と、終点の大雄山まで約20分乗ってきてみたが、やはりない。精算窓口を見ると、「PASMOのチャージは駅員にお申し出下さい」と書かれていて、そういうことなのか…と、がっかり。
大雄山線は無人駅も多く、車掌による切符回収とPASMOサービスが同時に行われている古典的かつ先進的な路線だった。
もう1つ残念なのは、1枚だけレシートのような感熱紙に印字されている北総鉄道。PASMO対応の券売機は導入されてなくて(会社の経済的な理由らしい)、チャージ機が各駅に設置されている。それで印字すると出てくるのがこの感熱紙。
実は北総鉄道は、社紋の入ったオリジナル地紋の切符用紙を持っている。駅構内の精算機でPASMOのチャージはできて、領収書も出るが、履歴印字機能がない。そのため、切符用紙に履歴印字はできない。印字可能なように設定できると思うんだけど。
そして最後、びっくりしたのは、「金沢シーサイドライン」こと、横浜新都市交通。八景島シーパラダイスの方へ行く、ゆりかもめみたいな乗り物。ここのが下の左側の履歴で、やけに字が小さくて行間が広い。ちなみに一般的なのは右側。ここだけ唯一、こんな変な様式になっている。

いつどこ行ったか丸わかりってのもアレなんで、モザイクかけてあります。
来年あたり、3社増えるらしいので、そうしたらまた行ってこなければならない。今度行くのは千葉と取手と舞浜。まあ、そんなに遠くないな。ああ、仙台にも行ってこなきゃ。
Suicaの利用履歴を印字するだけの「金のかからないコレクション」であるはずなのに、箱根まで行ってきたり(行ってすぐ帰ってきた)、仙台へ行かなきゃいけなかったり、結局、金がかかってしまっている。
※履歴の集合写真 左上から順に、
東京メトロ 埼玉高速 都営地下鉄 東武 西武
多摩都市モノレール 横浜市営地下鉄 相鉄 東急 ゆりかもめ
りんかい線 京成 新京成 東葉高速 北総(感熱紙)
つくばエクスプレス JR東日本 ニューシャトル 小田急
京王 東京モノレール 京急 みなとみらい線
シーサイドライン 江ノ電 箱根登山
使える鉄道会社は、Suicaとして使えるのが、JR東日本をはじめとして5社。PASMOとして使えるのが全部で23社。合わせて28社、とのこと。
で、SuicaとPASMOには「履歴印字」という機能があり、券売機で「履歴印字」を押すと、切符の用紙に利用履歴が印字されて確認できる。
ある時、「じゃあ、使える全社の券売機で履歴印字してみようではないか」と思い立ち、出かけたついでにあちこちで印字していたりしたら、用紙の地紋の違いとか、様式の微妙な違いがあったりして、これがなかなか面白い。残り9社印字すれば、1社を除く27社全制覇というところまで来ていたので、今日、遠くは箱根湯本まで、履歴印字の旅に出かけてきた。
なお、除く1社というのは、仙台空港鉄道。首都圏のほか、新潟と仙台もSuicaが使えるエリアで、最近できた仙台空港直通の路線で使えるようになっている。でもまあ、それはそのうち…ということにしておく。それから、ICOCAとのローミングで使えるJR西日本も、今のところ除外。
今日出かけてきて集めてきたのまで全部並べると、こんなふうになる。なかなか壮観である(クリックでちょっと拡大)。切符と同じでそのうち印字が消えてしまうので、「在りし日の姿」を後世に残すべく、すべてスキャンした。

で、1、2、3…と数えてみると、あれれ。26枚しかない。そう、1枚足りない。ないのは、小田原から出ている伊豆箱根鉄道大雄山線。
小田原駅にPASMO対応券売機もチャージ機もないので、「初めてだし、ちょっと乗ってみようか」と、終点の大雄山まで約20分乗ってきてみたが、やはりない。精算窓口を見ると、「PASMOのチャージは駅員にお申し出下さい」と書かれていて、そういうことなのか…と、がっかり。
大雄山線は無人駅も多く、車掌による切符回収とPASMOサービスが同時に行われている古典的かつ先進的な路線だった。
もう1つ残念なのは、1枚だけレシートのような感熱紙に印字されている北総鉄道。PASMO対応の券売機は導入されてなくて(会社の経済的な理由らしい)、チャージ機が各駅に設置されている。それで印字すると出てくるのがこの感熱紙。
実は北総鉄道は、社紋の入ったオリジナル地紋の切符用紙を持っている。駅構内の精算機でPASMOのチャージはできて、領収書も出るが、履歴印字機能がない。そのため、切符用紙に履歴印字はできない。印字可能なように設定できると思うんだけど。
そして最後、びっくりしたのは、「金沢シーサイドライン」こと、横浜新都市交通。八景島シーパラダイスの方へ行く、ゆりかもめみたいな乗り物。ここのが下の左側の履歴で、やけに字が小さくて行間が広い。ちなみに一般的なのは右側。ここだけ唯一、こんな変な様式になっている。

いつどこ行ったか丸わかりってのもアレなんで、モザイクかけてあります。
来年あたり、3社増えるらしいので、そうしたらまた行ってこなければならない。今度行くのは千葉と取手と舞浜。まあ、そんなに遠くないな。ああ、仙台にも行ってこなきゃ。
Suicaの利用履歴を印字するだけの「金のかからないコレクション」であるはずなのに、箱根まで行ってきたり(行ってすぐ帰ってきた)、仙台へ行かなきゃいけなかったり、結局、金がかかってしまっている。
※履歴の集合写真 左上から順に、
東京メトロ 埼玉高速 都営地下鉄 東武 西武
多摩都市モノレール 横浜市営地下鉄 相鉄 東急 ゆりかもめ
りんかい線 京成 新京成 東葉高速 北総(感熱紙)
つくばエクスプレス JR東日本 ニューシャトル 小田急
京王 東京モノレール 京急 みなとみらい線
シーサイドライン 江ノ電 箱根登山
近所で北海道気分を味わう。
我が家から自転車で5分ぐらいのところに、手軽に北海道気分を味わえる場所がある。
それがここ。

コンビニ「セイコーマート」である。
北海道ではお馴染みのコンビニで、道内ではセブンイレブンを抑えて最大の勢力を誇り、ほかのコンビニが出店しないような場所にもある。そんな頼れる存在が、このセイコーマートである(利尻島、礼文島にもあるらしい)。長距離ドライブですっかり日の暮れた峠を越えてきて、闇の中にセイコーマートのオレンジ色の看板が見えた時の感動たるや、本州では味わえないものである。
そのセイコーマートが、なぜか北海道を遠く離れた茨城と埼玉に120店舗ほどの店を構えていて、その1つがうちの近所にあるというわけで。以前は全国各地にちょぼちょぼと営業エリアがあったのだが、今では茨城と埼玉だけになってしまったとのこと。私もだいぶ前に、鳥取で見かけて驚いたことがあるが、今では他のコンビニになってしまっているらしい。
セイコーマートは、非常に多様なオリジナル商品が揃っていることが特徴である。牛乳や、缶・ペットボトル飲料はもちろんのこと、米、コーヒー豆、干昆布、オリーブオイル、レトルトごはん、ペットボトル入りのめんつゆ、味つけもやし…なんてものまで、セイコーマートのロゴの入ったオリジナル商品である。棚に並ぶ品目のうち、飲料では半数からそれ以上、全体的には3割ぐらいはオリジナル商品ではないかと思う。
セイコーマートのオリジナル商品は安くて品がいい。うちのすぐ近くにある某スーパーのオリジナル商品は「安かろう悪かろう」の品物が多く、とても買う気にならないのだが、セイコーマートのはちゃんとしている。酒類の卸業者が親会社であるせいか、缶酎ハイやスパークリングワインなんてものもある。

オリジナル商品をいくつか買ってみた。いちばん右のがスパークリングワイン。焼きそばは98円。安い。
そんなわけで、店内放送を聞きながら、オリジナル商品を見ていると、かなり北海道気分が味わえる。北海道に何度か行ったことのある人なら、きっと一度はセイコーマートに立ち寄ってるはずなので、店内の品揃えを見ると、「あ。あの北海道の…?」と気づくんじゃないかと思う。ただし、北海道ではないので、コアップガラナやリボンナポリン、ザンギ丼、道新スポーツなんかは売ってない。それにやはり北海道じゃないので、「おにぎり温めますか」とも聞かれない。
始めて行った時に「ポイントカード作りますか?」と言われて、とりあえず作ってみた。裏に使える店舗の一覧がある。曰く、「セイコーマート、北海道内のスパー、ハセガワストア、タイエー」と。ホットスパーは近くにあるけど、ここで言うのは、「北海道スパー」経営のスパー。ハセガワストアは函館に十数店舗、タイエーは根室に数店舗のコンビニだそうで、結局、道外にいてはセイコーマートでしか使えないということらしい。

これがポイントカード。小さい方は携帯ストラップにでも付けてお使いくださいとのこと。最初は大きい方とくっついていて、手で折って切り離す。
北海道に行きたいけど、なかなかお金も時間もないという時、有楽町のどさんこプラザもいいけれど、茨城と埼玉のセイコーマートで、ちょっとした北海道気分を味わうのもいいんじゃないかと、私は思うんだけど、どうなんだろうね。
それがここ。

コンビニ「セイコーマート」である。
北海道ではお馴染みのコンビニで、道内ではセブンイレブンを抑えて最大の勢力を誇り、ほかのコンビニが出店しないような場所にもある。そんな頼れる存在が、このセイコーマートである(利尻島、礼文島にもあるらしい)。長距離ドライブですっかり日の暮れた峠を越えてきて、闇の中にセイコーマートのオレンジ色の看板が見えた時の感動たるや、本州では味わえないものである。
そのセイコーマートが、なぜか北海道を遠く離れた茨城と埼玉に120店舗ほどの店を構えていて、その1つがうちの近所にあるというわけで。以前は全国各地にちょぼちょぼと営業エリアがあったのだが、今では茨城と埼玉だけになってしまったとのこと。私もだいぶ前に、鳥取で見かけて驚いたことがあるが、今では他のコンビニになってしまっているらしい。
セイコーマートは、非常に多様なオリジナル商品が揃っていることが特徴である。牛乳や、缶・ペットボトル飲料はもちろんのこと、米、コーヒー豆、干昆布、オリーブオイル、レトルトごはん、ペットボトル入りのめんつゆ、味つけもやし…なんてものまで、セイコーマートのロゴの入ったオリジナル商品である。棚に並ぶ品目のうち、飲料では半数からそれ以上、全体的には3割ぐらいはオリジナル商品ではないかと思う。
セイコーマートのオリジナル商品は安くて品がいい。うちのすぐ近くにある某スーパーのオリジナル商品は「安かろう悪かろう」の品物が多く、とても買う気にならないのだが、セイコーマートのはちゃんとしている。酒類の卸業者が親会社であるせいか、缶酎ハイやスパークリングワインなんてものもある。

オリジナル商品をいくつか買ってみた。いちばん右のがスパークリングワイン。焼きそばは98円。安い。
そんなわけで、店内放送を聞きながら、オリジナル商品を見ていると、かなり北海道気分が味わえる。北海道に何度か行ったことのある人なら、きっと一度はセイコーマートに立ち寄ってるはずなので、店内の品揃えを見ると、「あ。あの北海道の…?」と気づくんじゃないかと思う。ただし、北海道ではないので、コアップガラナやリボンナポリン、ザンギ丼、道新スポーツなんかは売ってない。それにやはり北海道じゃないので、「おにぎり温めますか」とも聞かれない。
始めて行った時に「ポイントカード作りますか?」と言われて、とりあえず作ってみた。裏に使える店舗の一覧がある。曰く、「セイコーマート、北海道内のスパー、ハセガワストア、タイエー」と。ホットスパーは近くにあるけど、ここで言うのは、「北海道スパー」経営のスパー。ハセガワストアは函館に十数店舗、タイエーは根室に数店舗のコンビニだそうで、結局、道外にいてはセイコーマートでしか使えないということらしい。

これがポイントカード。小さい方は携帯ストラップにでも付けてお使いくださいとのこと。最初は大きい方とくっついていて、手で折って切り離す。
北海道に行きたいけど、なかなかお金も時間もないという時、有楽町のどさんこプラザもいいけれど、茨城と埼玉のセイコーマートで、ちょっとした北海道気分を味わうのもいいんじゃないかと、私は思うんだけど、どうなんだろうね。
千葉の円筒分水
昨年12月に、川崎にある久地円筒分水に行ってきたという記事を書いた。
その後、千葉県に2つの円筒分水の場所がわかり、円筒分水に興味を持った友人F氏と、「じゃあそのうち行ってみよう」と話をしていたのだが、なかなか都合がつかず、今日やっとこさ行ってきた。
場所は、千葉県東部の東金市と多古町。どちらも佐原の利根川から水を引いてきて、茂原の方までの田んぼを潤す壮大な用水路「両総用水」の脇にある。
田んぼに入る農業用水を、耕す面積に必要な分だけ分け合おうというのが円筒分水の趣旨である。しかしながら、今はもう秋。誰もいない海…ではなく、稲刈りの真っ最中。
ということで、まず1つ目の東金の物件に来てみたら水は流れてなくて、すっかり乾いていた。あららー。流れていれば、下の写真に見える短い柱みたいなのの間からじゃばじゃばといい感じに水が出てるのだが…。残念。

けっこうでかくて、この大きさで撮るのがやっと。入りきらない。
脇に、施設を紹介する看板が立てられていたのだが、台風一過の晴天だというのに、不思議なことに、まったく風雨に晒された跡がない。我々の来訪を予期して、今朝立てたかのようである。ちなみに、水が流れていれば看板右下の写真のようになるわけさ。

撮影者が完全に写りこんでいる問題については気にせぬよう。
時期を逸したのは残念だが、入口には立派な門柱(銘は入っていないが)が立ち、奥には「天恵人和」と掘られた碑が立っている。円筒分水自体はまたその奥にあるので、全体的な敷地はけっこう広い。たいそう立派な物件であった。
この施設によって、流れはここで3方面に分けられて、その比率は8.5:1:0.5ぐらいと思われる。最も多く持っていくのが、九十九里町のほぼ全域へ流す「豊海片貝線」であろう。

県道(旧国道126号)沿いに立派な門が立っているのですぐわかるよ。
では続いて多古町へ。東金から多古へは小一時間。目指す物件は、道っぱたの丘の上にあった。
ここでもやはり水は流れていなかった。台風の大雨なんてまったく感じさせない乾きっぷりだ。大きさは東金より小ぶり。5:4:1ぐらいの割合で3方面に分けている。これだって、小ぢんまりながら、水が流れていれば、外側の丸い壁から勢いよく溢れ出ていくのだろう。
ここには案内板などないので、いつ作られたものかは不明であるが、小さくて目立たないけれども、地域の人々によって守られ、ちゃんと機能していることが感じられる。大きくて立派な東金の物件とはまた違った味がある。

ここで分けられた水が写真奥の水田を潤すのだろう。

道の反対側から眺める。この裏山の地下を両総用水の本線が流れている。逆光。
実は、多古の円筒分水の場所を知ったのは、昨日、何気なく検索して出てきた「円筒分水データベース」というサイトによってであった。それにしても、このサイト内の、東金と多古の円筒分水の紹介を見ると、「ああ、次はぜひ春に…」と、ほかの何を措いてでも、先に訪問の日程を決めようと心に誓わずにはいられない気持ちになる。
両総用水以外でも、ほかに何か所かあるらしいので、それらもしっかり訪問しなければならない。どうやら、春は忙しくなりそうである。
以下、行ってみるという方のために…。
東金円筒分水:
国道126号旧道を成東方面へ向かって左側。公平農協・郵便局の手前左側。高速バスの利用も可。千葉駅から「フラワーライナー」または、東京駅から「シーサイドライナー」に乗り(どちらも1時間に1本程度)、公平農協下車。少し戻る。
多古円筒分水:
県道79号線(横芝下総線)、多古町船越。横芝から行くと船越の集落入口を過ぎて左側。路線バスは、横芝−多古間で1日4本。ほかに平日のみ運行のコミュニティバスもあり、多古発1日3本。多古までは東京駅から高速バスの利用も可能。多古町のサイトに時刻表がある。
その後、千葉県に2つの円筒分水の場所がわかり、円筒分水に興味を持った友人F氏と、「じゃあそのうち行ってみよう」と話をしていたのだが、なかなか都合がつかず、今日やっとこさ行ってきた。
場所は、千葉県東部の東金市と多古町。どちらも佐原の利根川から水を引いてきて、茂原の方までの田んぼを潤す壮大な用水路「両総用水」の脇にある。
田んぼに入る農業用水を、耕す面積に必要な分だけ分け合おうというのが円筒分水の趣旨である。しかしながら、今はもう秋。誰もいない海…ではなく、稲刈りの真っ最中。
ということで、まず1つ目の東金の物件に来てみたら水は流れてなくて、すっかり乾いていた。あららー。流れていれば、下の写真に見える短い柱みたいなのの間からじゃばじゃばといい感じに水が出てるのだが…。残念。

けっこうでかくて、この大きさで撮るのがやっと。入りきらない。
脇に、施設を紹介する看板が立てられていたのだが、台風一過の晴天だというのに、不思議なことに、まったく風雨に晒された跡がない。我々の来訪を予期して、今朝立てたかのようである。ちなみに、水が流れていれば看板右下の写真のようになるわけさ。

撮影者が完全に写りこんでいる問題については気にせぬよう。
時期を逸したのは残念だが、入口には立派な門柱(銘は入っていないが)が立ち、奥には「天恵人和」と掘られた碑が立っている。円筒分水自体はまたその奥にあるので、全体的な敷地はけっこう広い。たいそう立派な物件であった。
この施設によって、流れはここで3方面に分けられて、その比率は8.5:1:0.5ぐらいと思われる。最も多く持っていくのが、九十九里町のほぼ全域へ流す「豊海片貝線」であろう。

県道(旧国道126号)沿いに立派な門が立っているのですぐわかるよ。
では続いて多古町へ。東金から多古へは小一時間。目指す物件は、道っぱたの丘の上にあった。
ここでもやはり水は流れていなかった。台風の大雨なんてまったく感じさせない乾きっぷりだ。大きさは東金より小ぶり。5:4:1ぐらいの割合で3方面に分けている。これだって、小ぢんまりながら、水が流れていれば、外側の丸い壁から勢いよく溢れ出ていくのだろう。
ここには案内板などないので、いつ作られたものかは不明であるが、小さくて目立たないけれども、地域の人々によって守られ、ちゃんと機能していることが感じられる。大きくて立派な東金の物件とはまた違った味がある。

ここで分けられた水が写真奥の水田を潤すのだろう。

道の反対側から眺める。この裏山の地下を両総用水の本線が流れている。逆光。
実は、多古の円筒分水の場所を知ったのは、昨日、何気なく検索して出てきた「円筒分水データベース」というサイトによってであった。それにしても、このサイト内の、東金と多古の円筒分水の紹介を見ると、「ああ、次はぜひ春に…」と、ほかの何を措いてでも、先に訪問の日程を決めようと心に誓わずにはいられない気持ちになる。
両総用水以外でも、ほかに何か所かあるらしいので、それらもしっかり訪問しなければならない。どうやら、春は忙しくなりそうである。
以下、行ってみるという方のために…。
東金円筒分水:
国道126号旧道を成東方面へ向かって左側。公平農協・郵便局の手前左側。高速バスの利用も可。千葉駅から「フラワーライナー」または、東京駅から「シーサイドライナー」に乗り(どちらも1時間に1本程度)、公平農協下車。少し戻る。
多古円筒分水:
県道79号線(横芝下総線)、多古町船越。横芝から行くと船越の集落入口を過ぎて左側。路線バスは、横芝−多古間で1日4本。ほかに平日のみ運行のコミュニティバスもあり、多古発1日3本。多古までは東京駅から高速バスの利用も可能。多古町のサイトに時刻表がある。
とても悲しい交通情報
よく、台所で料理をしながらNHKのAMラジオを聴いている。聞くならFMラジオの方が楽しいが、台所は受信感度が悪く、まともに入るのはNHKラジオぐらいしかない、という状況で半ば致し方なくである。
NHKラジオの番組ではよく、歌のない音楽(クラシックとかジャズピアノの演奏とか)が流れると、「それではここで関東地方の皆さんには交通情報です」と言って、曲にかぶせる格好で道路交通情報を流す。全国ネットの番組なので、地域によって交通情報を流したり流さなかったりするのだろう。
今日の夕方の番組では、「それではここで音楽をお聞きいただきます。サミュエル・バーバー作曲『弦楽のためのアダージョ』です。どうぞ」と曲紹介があり、音楽が始まった。
「弦楽のためのアダージョ」はとても暗く、かつ厳粛な曲である。例えて言うなら、間違いなく「誰かが死んだ時の音楽」。それも、国葬とか社葬とかいったレベルの、とにかくみんな誰もが悲しいという場面にふさわしい。私は見ていないのだが、映画「プラトーン」で使われていたそうなので、「ああ、あれかな」と思い当たる人もいるかもしれない。
そんな曲が急に流れるのがNHKラジオの面白いところである。以前、何だったか重たい話題が続いた直後、「では、音楽です。どうぞ」といった具合に、ABBAの「ダンシング・クイーン」が流れた時にはぶったまげた。
さて、「弦楽のためのアダージョ」が流れ始め、なんで今ここでこの曲なんだ?とNHKのセンスに感嘆しつつ、「ん?ということは…?」と思っていたら、来てしまった。
「それではここで関東地方の皆さんには交通情報です」
そんな最大級に物悲しい音楽をバックに語られる、「5号線上りは竹橋を先頭に3キロ」とか、「国道1号線は戸塚区原宿で上下線とも1キロ」。いつもと同じぐらいの混雑なのに、この上なく打ちひしがれた気持ちになる。「この時間、京葉道路は目立った渋滞はありません」なんていう、いいお知らせでさえ悲しい。交通情報センターの人も心なしか、やや戸惑っているように聞こえた。
選曲を考えろよ、と突っ込むのは人として正しい。しかし私は、NHKにはこのまま自ら信じる道を突き進んでいってもらいたいと思っている。
NHKラジオの番組ではよく、歌のない音楽(クラシックとかジャズピアノの演奏とか)が流れると、「それではここで関東地方の皆さんには交通情報です」と言って、曲にかぶせる格好で道路交通情報を流す。全国ネットの番組なので、地域によって交通情報を流したり流さなかったりするのだろう。
今日の夕方の番組では、「それではここで音楽をお聞きいただきます。サミュエル・バーバー作曲『弦楽のためのアダージョ』です。どうぞ」と曲紹介があり、音楽が始まった。
「弦楽のためのアダージョ」はとても暗く、かつ厳粛な曲である。例えて言うなら、間違いなく「誰かが死んだ時の音楽」。それも、国葬とか社葬とかいったレベルの、とにかくみんな誰もが悲しいという場面にふさわしい。私は見ていないのだが、映画「プラトーン」で使われていたそうなので、「ああ、あれかな」と思い当たる人もいるかもしれない。
そんな曲が急に流れるのがNHKラジオの面白いところである。以前、何だったか重たい話題が続いた直後、「では、音楽です。どうぞ」といった具合に、ABBAの「ダンシング・クイーン」が流れた時にはぶったまげた。
さて、「弦楽のためのアダージョ」が流れ始め、なんで今ここでこの曲なんだ?とNHKのセンスに感嘆しつつ、「ん?ということは…?」と思っていたら、来てしまった。
「それではここで関東地方の皆さんには交通情報です」
そんな最大級に物悲しい音楽をバックに語られる、「5号線上りは竹橋を先頭に3キロ」とか、「国道1号線は戸塚区原宿で上下線とも1キロ」。いつもと同じぐらいの混雑なのに、この上なく打ちひしがれた気持ちになる。「この時間、京葉道路は目立った渋滞はありません」なんていう、いいお知らせでさえ悲しい。交通情報センターの人も心なしか、やや戸惑っているように聞こえた。
選曲を考えろよ、と突っ込むのは人として正しい。しかし私は、NHKにはこのまま自ら信じる道を突き進んでいってもらいたいと思っている。


