いずれにしても
無事、差し歯が入りました。
さて、この日本での治療にあたり、前にも書いたっけか?まず住民登録をして保険証をもらい、3割負担でやってもらおうと考えておりました。
ところが窓口で事情を話したら、住民登録は、あくまで住み続けることが原則であって、近々転出することが決まっている一時帰国の場合は住民登録はできず、したがって、保険証ももらえませんと。なーる。言われてみれば、確かにごもっともな気もするぞ。
中学校の公民の時間に「国民皆保険」というのを習い、そういうもんだと理解していたけど、場合によっては国民であっても健康保険に加入できないということを知ったわけです。
やたら一生懸命な人なら、「日本国民であるにも関わらず国民健康保険に加入できないのは憲法違反である!」なんて言って、最高裁まで争っちゃったりするのかも知れないけど、あの、私、そういうの、別にいいので、差し歯は自費でやってもらいました。約32000円。中国では3000元(60000円)と聞いていたので、うんと安いじゃんね。
で、もう一つ、いつかは治療しないといけない感染根管が見つかったわけで。
日本で国民健康保険があれば、海外でかかった医療費についても、後で還付を受けることができて、結果として3割負担になるという制度があり、ならば、住民登録を残したまま中国へ渡り、中国で治して、後で還付を受けるのもありか…と考えた。
しかし、あれあれ?そうすると、日本にいない間も、国民健康保険料に加え、国民年金保険料と住民税を払うことになり、たぶん、中国に行っている5ヶ月間で20万円近くになるぞ。がくーん。
結局、いずれにしても、お金がかかるようにできている。あと5か月、なんとか病巣が痛まないことを望むのみ。生きていくのって、お金かかるんだね。
さて、この日本での治療にあたり、前にも書いたっけか?まず住民登録をして保険証をもらい、3割負担でやってもらおうと考えておりました。
ところが窓口で事情を話したら、住民登録は、あくまで住み続けることが原則であって、近々転出することが決まっている一時帰国の場合は住民登録はできず、したがって、保険証ももらえませんと。なーる。言われてみれば、確かにごもっともな気もするぞ。
中学校の公民の時間に「国民皆保険」というのを習い、そういうもんだと理解していたけど、場合によっては国民であっても健康保険に加入できないということを知ったわけです。
やたら一生懸命な人なら、「日本国民であるにも関わらず国民健康保険に加入できないのは憲法違反である!」なんて言って、最高裁まで争っちゃったりするのかも知れないけど、あの、私、そういうの、別にいいので、差し歯は自費でやってもらいました。約32000円。中国では3000元(60000円)と聞いていたので、うんと安いじゃんね。
で、もう一つ、いつかは治療しないといけない感染根管が見つかったわけで。
日本で国民健康保険があれば、海外でかかった医療費についても、後で還付を受けることができて、結果として3割負担になるという制度があり、ならば、住民登録を残したまま中国へ渡り、中国で治して、後で還付を受けるのもありか…と考えた。
しかし、あれあれ?そうすると、日本にいない間も、国民健康保険料に加え、国民年金保険料と住民税を払うことになり、たぶん、中国に行っている5ヶ月間で20万円近くになるぞ。がくーん。
結局、いずれにしても、お金がかかるようにできている。あと5か月、なんとか病巣が痛まないことを望むのみ。生きていくのって、お金かかるんだね。
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帰ってきました。
17日に日本に帰ってきて、実家にいます。
今話題の大韓航空で、プサン経由でした。もうすっかり北京の少しぼやけた景色に目が慣れてしまい、何とも思わなくなったけど、プサンについたら、外の景色がクリアに見えるのでびっくりしました。
今回の帰国でクリアすべき案件である「歯科通院」については無事進行中で、今度の月曜日には差し歯が入る予定です。よかったよかった。ところが、違和感を感じていた別の歯の奥もレントゲン撮ってもらったところ、中国で痛んだのと同じ「感染根管」が見つかってしまいました。先生の話では、いつこれが痛むかわからないが、病巣が大きいので、これが痛んだら、切開してその部分を掻き出さないといけない。でも、今回の滞在ではそれをするには時間が足りないとのこと。どうやら、歯に爆弾を抱えて中国へ戻ることになりそうです。痛くなったら、その時はその時です。
そして、昨日と今日は雨ですな。部屋で雨の降る音を聞くなんて久しぶりです。北京は雨も雪もほとんど降りません。最近降ったのは、12月の初めに、夕方、少しの間だけ雨がザーッと降り、1月の14日だったかな?雪が少しだけ降りました。
雪が降った日は出かけていて、タクシーに乗っていたのですが、前からチラチラ何かが舞ってきても、雪であるとは思わず、「なんだ?灰が降ってきてんのか?」と思ったら、窓に付いたのが溶けるから、「あ、これは雪か」と。と思ったのも束の間、すぐに止んでしまいました。
日本でも、乾燥注意報、火の元に注意とか言ってるけど、北京では、洗濯した厚手のズボンが部屋干しで半日で乾きます。部屋の中にスライスした椎茸を置いておくと3日で立派な干し椎茸になるレベル。肌はカサカサ、喉はカラカラです。この前、寝るときに、床に鍋2杯分ぐらい水をまいて寝たら喉がだいぶ楽だった。これからもやろう。
帰るときは、沖縄→台湾→福建省と、南の方を回って帰るので、うるおいを蓄えて帰ろうと思います。

これは、プサン入国時のスタンプ。韓国ではいつも、韓国の翻訳会社から振り込まれたお金を引き出すために、いったん入国します。本来なら、入国日の下の"UNTIL"の欄に、滞在期限の日付(日本人は90日後)のスタンプを押すのですが、入国カードの滞在先の欄に「銀行行ってきてすぐまた出国します」と書いたら、期限が押されませんでした。いいのかね。
今話題の大韓航空で、プサン経由でした。もうすっかり北京の少しぼやけた景色に目が慣れてしまい、何とも思わなくなったけど、プサンについたら、外の景色がクリアに見えるのでびっくりしました。
今回の帰国でクリアすべき案件である「歯科通院」については無事進行中で、今度の月曜日には差し歯が入る予定です。よかったよかった。ところが、違和感を感じていた別の歯の奥もレントゲン撮ってもらったところ、中国で痛んだのと同じ「感染根管」が見つかってしまいました。先生の話では、いつこれが痛むかわからないが、病巣が大きいので、これが痛んだら、切開してその部分を掻き出さないといけない。でも、今回の滞在ではそれをするには時間が足りないとのこと。どうやら、歯に爆弾を抱えて中国へ戻ることになりそうです。痛くなったら、その時はその時です。
そして、昨日と今日は雨ですな。部屋で雨の降る音を聞くなんて久しぶりです。北京は雨も雪もほとんど降りません。最近降ったのは、12月の初めに、夕方、少しの間だけ雨がザーッと降り、1月の14日だったかな?雪が少しだけ降りました。
雪が降った日は出かけていて、タクシーに乗っていたのですが、前からチラチラ何かが舞ってきても、雪であるとは思わず、「なんだ?灰が降ってきてんのか?」と思ったら、窓に付いたのが溶けるから、「あ、これは雪か」と。と思ったのも束の間、すぐに止んでしまいました。
日本でも、乾燥注意報、火の元に注意とか言ってるけど、北京では、洗濯した厚手のズボンが部屋干しで半日で乾きます。部屋の中にスライスした椎茸を置いておくと3日で立派な干し椎茸になるレベル。肌はカサカサ、喉はカラカラです。この前、寝るときに、床に鍋2杯分ぐらい水をまいて寝たら喉がだいぶ楽だった。これからもやろう。
帰るときは、沖縄→台湾→福建省と、南の方を回って帰るので、うるおいを蓄えて帰ろうと思います。

これは、プサン入国時のスタンプ。韓国ではいつも、韓国の翻訳会社から振り込まれたお金を引き出すために、いったん入国します。本来なら、入国日の下の"UNTIL"の欄に、滞在期限の日付(日本人は90日後)のスタンプを押すのですが、入国カードの滞在先の欄に「銀行行ってきてすぐまた出国します」と書いたら、期限が押されませんでした。いいのかね。
あけましておめでとうございます。
遅ればせながら、皆さま、あけましておめでとうございます。
こちらは旧正月を祝うので、年越しはさほどの一大事ではなく、なおかつ、5日と6日にテストが控えているという状況下ではありましたが、やはり年越しは特別なのでイベントごとがあったり、ちょっとぐらい酒でも飲まなきゃという気分もあったりして、まあちょこちょこっと何かしらしてました。
年越しは、以前に行ったことがあるという友人に連れて行ってもらって、毎年カウントダウンイベントが行われる「世貿天階」という場所へ。到着したが、ん?人は大勢集まってざわざわしているけど、暗い。警備の人に聞いてみると、「今年はやりません」との返事。行ってみないとわからないので、とりあえずみんな来る→来たら、なかった。これが中国。
特にイベントとしてやってるわけではないので、誰か司会者がいるわけでもなく、カウントダウン時計があるわけでもなく、なんとなく、あっちの方からわーっと盛り上がってきて、やがてカウントダウン「五、四、三、二、一(この辺もわーっとしてるので、数字がいくつなのかよく聞こえない)、新年快楽!」。そして、三々五々帰るという、なんだかもやーんとした、珍しい年越しでした。
そして、元日の晩は、北京で開かれた小野リサのコンサートを聞きに行き、2日には社会人中心のメンバーで、北朝鮮レストランでショーを見ながら食事したりしました。北京でいちばん新しい北レストランで、ウエイトレスの制服もAKBみたいだし、あんな垢抜けたセンスがあるとは。北朝鮮通のメンバーによると、北京にある古い北レストランが、あの国の先代の旦那の時代感覚であるのに対し、ここは今の若旦那のセンスだと。なーるほど。
帰りに写真を撮ってもらう時に、係のおねえさんがデジカメの操作方法がわからず、画面を見て、一瞬「ん?」と眉をしかめる。そんな、北のおねえさんの素の表情、萌え。
で、テストもなんとか終了。まあ、大丈夫でしょう。進級はできるんじゃないかと思います。ただ、進級したところで、次の級について行けるか、それが心配なんだけどさ。
テストが終わり、暇になったので、テストが終わったらやってみようと思ってたことに挑戦しました。それは、七味唐辛子作り。
S&Bの七味とか輸入食品スーパーに行くと売ってるけど、あの小瓶で25元(500円)とかするから、買う気にならない。たとえ買っても、もったいなくて使えない。ということで自作。材料は、唐辛子、陳皮(みかんの皮)、花椒(山椒とだいたい同じ)、生姜、ゴマ、海苔など。陳皮は粉末が売ってなかったので、テスト勉強しながらすり鉢で粉砕した。

材料

でき上がり。
材料を適度な割合で調合する必要があるので、小さいスプーンで一定量ずつ量って加えていった結果、唐辛子2、陳皮2、ゴマ2、花椒1、海苔3分の1枚というのがちょうどいい感じ。生姜も買ったけど、入れない方がいいみたい。はじめ、生姜も入れたら、生姜の香りとピリピリ感が強くて、七味唐辛子ではなく、七味生姜みたいになってしまった。結局、入れないという選択でOK。
味見をしながら調合していったけど、舌がピリピリして味がわかんなくなった。でき上がった後、うどんをゆでて、でき上がった七味を麺つゆに入れてみたら、なかなかうまかった。
結局、材料が七種そろわず、五味唐辛子。「ごみとうがらし」ちょっとやだ。足りないのは「麻の実」と「ケシの実」。なにぶん、麻とケシなので、焙煎した種子の状態でもNGの国が多く、輸出用の七味唐辛子にも麻の実とケシの実は使われていないそうな。まあ、どちらも味に大きな影響を与える材料でもないので、なくても別に平気。砕いた陳皮を使い切り、最終的に、小瓶3本分ぐらいできました。当分もちます。
それにしても、麻とケシが入った香辛料がコンビニでも買える国、日本。素敵だね。
こちらは旧正月を祝うので、年越しはさほどの一大事ではなく、なおかつ、5日と6日にテストが控えているという状況下ではありましたが、やはり年越しは特別なのでイベントごとがあったり、ちょっとぐらい酒でも飲まなきゃという気分もあったりして、まあちょこちょこっと何かしらしてました。
年越しは、以前に行ったことがあるという友人に連れて行ってもらって、毎年カウントダウンイベントが行われる「世貿天階」という場所へ。到着したが、ん?人は大勢集まってざわざわしているけど、暗い。警備の人に聞いてみると、「今年はやりません」との返事。行ってみないとわからないので、とりあえずみんな来る→来たら、なかった。これが中国。
特にイベントとしてやってるわけではないので、誰か司会者がいるわけでもなく、カウントダウン時計があるわけでもなく、なんとなく、あっちの方からわーっと盛り上がってきて、やがてカウントダウン「五、四、三、二、一(この辺もわーっとしてるので、数字がいくつなのかよく聞こえない)、新年快楽!」。そして、三々五々帰るという、なんだかもやーんとした、珍しい年越しでした。
そして、元日の晩は、北京で開かれた小野リサのコンサートを聞きに行き、2日には社会人中心のメンバーで、北朝鮮レストランでショーを見ながら食事したりしました。北京でいちばん新しい北レストランで、ウエイトレスの制服もAKBみたいだし、あんな垢抜けたセンスがあるとは。北朝鮮通のメンバーによると、北京にある古い北レストランが、あの国の先代の旦那の時代感覚であるのに対し、ここは今の若旦那のセンスだと。なーるほど。
帰りに写真を撮ってもらう時に、係のおねえさんがデジカメの操作方法がわからず、画面を見て、一瞬「ん?」と眉をしかめる。そんな、北のおねえさんの素の表情、萌え。
で、テストもなんとか終了。まあ、大丈夫でしょう。進級はできるんじゃないかと思います。ただ、進級したところで、次の級について行けるか、それが心配なんだけどさ。
テストが終わり、暇になったので、テストが終わったらやってみようと思ってたことに挑戦しました。それは、七味唐辛子作り。
S&Bの七味とか輸入食品スーパーに行くと売ってるけど、あの小瓶で25元(500円)とかするから、買う気にならない。たとえ買っても、もったいなくて使えない。ということで自作。材料は、唐辛子、陳皮(みかんの皮)、花椒(山椒とだいたい同じ)、生姜、ゴマ、海苔など。陳皮は粉末が売ってなかったので、テスト勉強しながらすり鉢で粉砕した。

材料

でき上がり。
材料を適度な割合で調合する必要があるので、小さいスプーンで一定量ずつ量って加えていった結果、唐辛子2、陳皮2、ゴマ2、花椒1、海苔3分の1枚というのがちょうどいい感じ。生姜も買ったけど、入れない方がいいみたい。はじめ、生姜も入れたら、生姜の香りとピリピリ感が強くて、七味唐辛子ではなく、七味生姜みたいになってしまった。結局、入れないという選択でOK。
味見をしながら調合していったけど、舌がピリピリして味がわかんなくなった。でき上がった後、うどんをゆでて、でき上がった七味を麺つゆに入れてみたら、なかなかうまかった。
結局、材料が七種そろわず、五味唐辛子。「ごみとうがらし」ちょっとやだ。足りないのは「麻の実」と「ケシの実」。なにぶん、麻とケシなので、焙煎した種子の状態でもNGの国が多く、輸出用の七味唐辛子にも麻の実とケシの実は使われていないそうな。まあ、どちらも味に大きな影響を与える材料でもないので、なくても別に平気。砕いた陳皮を使い切り、最終的に、小瓶3本分ぐらいできました。当分もちます。
それにしても、麻とケシが入った香辛料がコンビニでも買える国、日本。素敵だね。