香港雑感
北京から延々24時間列車に乗って香港に来ました。
広州を過ぎ、あと2時間ぐらいで到着という頃から、大きめで、かつ急ぎの仕事の依頼が入ってきて、今日の昼間は、博物館に行ってきた以外は、ひたすら仕事してました。偶然にも、今日は香港返還記念日で、博物館が無料でした。
列車で香港まで来ただけで目的達成だし、特別行きたい所もないので、出歩かなくても別によし。外、暑いし。
そして、夜は、ピークトラムという香港名物のケーブルカーに乗って、夜景を見に行って来ました。観光地はどこへ行っても人が多くてあんまり好きじゃないけど、ピークトラムに乗って香港の夜景を見に来るのは好き。

こんな電車が最大斜度27度の坂道をぐいぐい上ります。

祝日なので、いつもの半分ぐらいしか光っていないそうです。
夜景を見ながらいろいろ考えます。
思えば、この旅を計画したのはまだ5月のうちでした。今日のこの日はだいぶ先のことだと思っていたけど、なんだかんだで月日は過ぎ、期末テストも修了式も終わり、クラスのみんなともサヨナラして、とうとう香港に来てしまったのです。
時間ってどんどん過ぎていき、そうこうしてるうちに、年をとって、一生が終わってしまう気がします。一日一日を大事に過ごさないといけないって、近頃、切実に感じます。
下山してきたら、ちょうど宿のある九龍へ渡るスターフェリーの船着場行きのバスがきたので、帰りは、これも香港名物の乗り物、スターフェリーです。

料金は18年前に初めて乗った時と変わらず、2香港ドル。
地下鉄だと同じ区間で10ドルなのに。
スターフェリーの船着場から宿は歩いて10分ぐらいのところ、昔から魔窟として名高いチョンキンマンション(重慶大廈)というビルの中にあります。
宿の住所がC楼の8階だったので、最初、そこへ行ってみたら、あるのは受付だけで、チェックインした後、実際の部屋はB楼の6階へ連れていかれました。そこには部屋が何室か有るのみで、係の人もいません。何かあったら電話して、と。

部屋の階のエレベーターホールはこんな感じ
ビルの中で見かけるのは、ほとんどが中東系かインド人。なので、部屋のテレビにも日本語や韓国語のチャンネルはなく、インドの放送とか中東のアルジャジーラ英語版とかが映ります。
船着場から宿への途中で夕飯を食べようと思っていたのですが、宿がインド人だらけのチョンキンマンションだったのを思い出し、本物のインド料理を食べることにしました。
それがこれ。

この中から選びます。

鶏肉と魚にしました。

店のお兄さん。無口だけどとても親切。
こういう飯、うまいなあ。昔、会社の先輩に連れられて、看板もない、マンションの一室にあるタイ料理店に行ったことがあったけど、そこと同じで、香港の人や観光客向けじゃなくて、たぶん現地人が食べたい本物の味。何をどうしたらこういう味になるのかわからないけど、とにかくうまい。
最近、留学を続けるには懐具合がちょっと心配になってきたり、なかなか仕事できるまで中国語は伸びてないなあって思ったりしてて、そんなこんなで、夜景を見ながら、もやもや考えたりもしたんだけど、この晩ごはんを食べて、そんな気持ちも吹っ飛びました。「おいしいなあ、来てよかったなあ」って、心の底からしみじみ思い、笑みがこぼれました。
明日の午後はマカオへ向かいます。
広州を過ぎ、あと2時間ぐらいで到着という頃から、大きめで、かつ急ぎの仕事の依頼が入ってきて、今日の昼間は、博物館に行ってきた以外は、ひたすら仕事してました。偶然にも、今日は香港返還記念日で、博物館が無料でした。
列車で香港まで来ただけで目的達成だし、特別行きたい所もないので、出歩かなくても別によし。外、暑いし。
そして、夜は、ピークトラムという香港名物のケーブルカーに乗って、夜景を見に行って来ました。観光地はどこへ行っても人が多くてあんまり好きじゃないけど、ピークトラムに乗って香港の夜景を見に来るのは好き。

こんな電車が最大斜度27度の坂道をぐいぐい上ります。

祝日なので、いつもの半分ぐらいしか光っていないそうです。
夜景を見ながらいろいろ考えます。
思えば、この旅を計画したのはまだ5月のうちでした。今日のこの日はだいぶ先のことだと思っていたけど、なんだかんだで月日は過ぎ、期末テストも修了式も終わり、クラスのみんなともサヨナラして、とうとう香港に来てしまったのです。
時間ってどんどん過ぎていき、そうこうしてるうちに、年をとって、一生が終わってしまう気がします。一日一日を大事に過ごさないといけないって、近頃、切実に感じます。
下山してきたら、ちょうど宿のある九龍へ渡るスターフェリーの船着場行きのバスがきたので、帰りは、これも香港名物の乗り物、スターフェリーです。

料金は18年前に初めて乗った時と変わらず、2香港ドル。
地下鉄だと同じ区間で10ドルなのに。
スターフェリーの船着場から宿は歩いて10分ぐらいのところ、昔から魔窟として名高いチョンキンマンション(重慶大廈)というビルの中にあります。
宿の住所がC楼の8階だったので、最初、そこへ行ってみたら、あるのは受付だけで、チェックインした後、実際の部屋はB楼の6階へ連れていかれました。そこには部屋が何室か有るのみで、係の人もいません。何かあったら電話して、と。

部屋の階のエレベーターホールはこんな感じ
ビルの中で見かけるのは、ほとんどが中東系かインド人。なので、部屋のテレビにも日本語や韓国語のチャンネルはなく、インドの放送とか中東のアルジャジーラ英語版とかが映ります。
船着場から宿への途中で夕飯を食べようと思っていたのですが、宿がインド人だらけのチョンキンマンションだったのを思い出し、本物のインド料理を食べることにしました。
それがこれ。

この中から選びます。

鶏肉と魚にしました。

店のお兄さん。無口だけどとても親切。
こういう飯、うまいなあ。昔、会社の先輩に連れられて、看板もない、マンションの一室にあるタイ料理店に行ったことがあったけど、そこと同じで、香港の人や観光客向けじゃなくて、たぶん現地人が食べたい本物の味。何をどうしたらこういう味になるのかわからないけど、とにかくうまい。
最近、留学を続けるには懐具合がちょっと心配になってきたり、なかなか仕事できるまで中国語は伸びてないなあって思ったりしてて、そんなこんなで、夜景を見ながら、もやもや考えたりもしたんだけど、この晩ごはんを食べて、そんな気持ちも吹っ飛びました。「おいしいなあ、来てよかったなあ」って、心の底からしみじみ思い、笑みがこぼれました。
明日の午後はマカオへ向かいます。
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