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2015-07

旅、終わり。

マカオでの2日間が終わりました。

マカオでしたことは、散歩とギャンブル。カジノでは、予定していた金額を、予定していた通りに使い切りました。

「そんなもんか」と思われても嫌だし、「えっ?そんなに?」と引かれても嫌なので、予定していた金額がいくらであるかは言いませんが、とにかく消えました。途中少し増えたんだけどねえ。まあ、後から思っても仕方のないこと。

どんな種類のゲームでも、各テーブルごとに最低賭け金が決まっていて、私が座るような所は香港ドルで200~300(4000~6000円)です。

と言っても、それだけの額を必ず賭けなきゃいけない訳ではなく、最低賭け金以下の100とかでも、誰か他の人が賭けた上にのっけるという方法があります。そして当たれば、自分の当たり分を、当たった人から分けてもらう。そんなのもアリです。地元のおばちゃんたちは10とか50とかのチップにくずして少額で楽しんでいます。1とか5のチップもあるけど、流石にそこまでセコくやってる人はいません。


さて、持ち弾が全部消えてから、高額エリアを見物してみました。

私なんかがいるエリアでは見たこともないような、丸いチップじゃない、大きな四角いプレートがやり取りされています。1万(20万円)まではチップなので、きっと5万とか10万(100万円とか200万円)なんでしょう。

そんなのを、女の人が涼しい顔で、クレジットカード(ブラック)でさらっと買って、さらっと勝ったり負けたりしています。こわい世界です。これを見て、「自分もいつかここに座りたい」などとは夢にも思わないので、私はたぶん大丈夫です。何が大丈夫なのかわからないけど、とにかく大丈夫です。

20150703lisboa.jpg
夜になるとこんなです。見て損はない夜景だと思います。


それから、もう一つしたこと。散歩。

マカオは16世紀からポルトガルの植民地として発展してきました(1999年に中国に返還)。そのためか、そこかしこに、単なる中国南方の都市とは違う、南ヨーロッパの田舎町の気配が漂っている気がするのです。

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こんな、アーチをくぐる道とか、

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こんな階段の道とか、

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こんなふうに、つきあたりに教会が見えたりもします。

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こんな、かわいらしい床屋さんを見つけました。

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宿からの眺め。向こう岸はもう中国の珠海市です。中国の携帯でちゃんと通話できました。

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今でも、中国語の次に書かれるのはポルトガル語です。英語はその次。
バスのアナウンスでは広東語、ポルトガル語、北京語、英語の順で流れます。



私、マカオ、好きなんです。香港よりも断然マカオの方がいい。

カジノとか、観光スポット(けっこう歴史的にすごいものがある)とか、美味しいものとか(そんなに高くない値段で世界各国の美味しい料理が食べられる)、いろいろあって、それもいいんだけど、迷路のような古い街並みをのんびり歩くのが好き。時間がゆっくり流れている気がする。

留学してるのが北京でなくて広州だったら、しょっちゅう散歩しに来てると思います。1997年に初めて来て、今回が4回目。次はいつになるだろうか。

いろいろと散財したけど、やっぱり楽しかった。旅行は楽しい。金なんて、後からどうにかなるさ!

明日は、午前中の船で中国の深圳(シンセン)空港へ渡り、北京行きの飛行機に乗ります。現実世界に戻ります。

チョイギン(再見)、マカオ!

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Author:きちい
韓国語と中国語の翻訳をやってます。

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