fc2ブログ

2023-09

部屋が広くなった

新しく借りた家には、前の住人が残していった物がいろいろありました。炊飯器、鍋やおたま、なんだかわからない電気調理器具、女性用のハンドバッグ、低反発まくらなどなど。さらに部屋の中には、大家さんが買い換えてくれて、いらなくなった壊れた洗濯機もありました。

加えて、この前買った机のほかにも、いろいろな物を通販で買ったので、それを梱包していた段ボールも大量にあり、部屋の中がえらいことになっていたのです。

日本だったら、分別してごみの日に出したり、回収費を払って粗大ごみの回収を頼むところですが、この国は、家庭ごみ以外は基本的になんでも有価物です。だから、何か物を送りたい時とかに、スーパーへ行って段ボールをもらってくるなんてことはできません。段ボールは売買される物です。当然、廃家電や金属製品も然り。

そういう物を何でも回収する人が、後ろにリヤカーを繋いだ電動自転車でよく流しているのですが、うちは道に面していないため、そういう人が来ても見えません。どうしようかと思っていた所へ、いつもは通らない方の道に廃品回収屋さんがあるのを見つけました。

で、さっき、学校の帰りに立ち寄って頼んだら、すぐ来てくれました。いらない物、こんなにあった。そりゃ、これが無くなれば部屋が広くなるはずだわ。

20141118feipin.jpg
おばさんの笑顔がすばらしい。

回収費は62元(約1100円)。こちらが払うのではなく、もらう。
不用品がなくなって、お金がもらえるなんて、なんとありがたいこと。日本もこういう循環になってればいいのに。今はちり紙交換だって来ないもんね。

私の場合、生活費は日本の会社からもらう翻訳料で賄ってるわけで、円安のせいで生活費がどんどん上がっている。もしかしたら、千葉の安アパートで暮らしていた時と大差ないか、、もしくはそれ以上かもしれない。翻訳の仕事で稼ぐお金で十分お釣りが来るんじゃないかと思ってたんだけどなあ…そうはならないのかも。

だから、わずか62元でも、とてもありがたいのです。

とは言っても、無駄遣いはしてしまうもので、10元均一の店でこんなものを買いました。どうしても買わずにはいられなかった。

20141118dora.jpg
何の因果かドラえもんとモグラ叩きの融合。発想が全然がわからん。

スポンサーサイト



コメント

どーもー。
元気そうでなによりです。

どらモグラ・・・。

「羽根の生えたどら」
きっと我が家のどこかにあると思います。



不要品でも流通経路が有ると、処分にお金がかかるゴミ扱いをしなくなって、もっと物を大事にするかもね。

・・・・ドラえもん。吹き出物のように見えて怖いです。

お返事が遅くなりました。

おむつさん、コメントありがとう。
この国、「ぼくがかんがえたあたらしい○○」みたいなのがたくさんあります。ピンクのピカチュウとか、頭が2つあるドラえもんってのも見たことあります。よくこういう物を作るもんだと、逆に感心するよ。

そして、chitanekoさんもこんにちは。

日本もリサイクルしてるのに、なんで処理費かかるのかね。アパート引き払ってくる時は処理場に持ち込んだけど、だいぶお金払ったよ。
最近、授業の発表で(最近の大学生はパワポで資料作って発表したりするのね)、テーマが「環境保護」っていう回があり、廃品売った時のおばさんの写真使ったら、けっこう高評価でした。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

«  | HOME |  »

プロフィール

きちい

Author:きちい
韓国語と中国語の翻訳をやってます。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する